せみまろblog

これやこの行くも帰るも別れては

歴史年号

今度、塾で歴史年号のテストがあるそう。息子氏それに向け学校で同じ塾に通っている友だちと年号クイズ出し合ってるとのこと。見てみたらこれが細かい!

大化の改新 → うん、定番だよね、645年

・三世一身の法 → ああ、あったよね何年だっけ? ん、723年、そうかそうか

尾張国国司が訴えられる → え、えっと何だっけ?誰?

せみまろの日本史知識レベルなどこの程度である。(一応、言い訳としては受験で日本史は選択しておりません、世界史でした、、)こういう出来事と年号が、古代から近代・現代まで150項目!大変だね・・・。

奥さんによれば、塾の意図は丸暗記ということではなくて、いつどんなことがどんな順序で起こっていったのか?歴史の理解を深めるために点でなくて線で捉えるということだとのたまっておりました。なるほどねえ。世界史学んでいるときに、ヨーロッパ、中国、インド、中央アジア、、というようにそれぞれの地域の軸で順に習っていったけど、ある時、この出来事がローマ起きた時、中国ではこんなことが!みたいに、同じ時点の各地の歴史という視点で見てみるととても興味深かったことを思い出した。これは線というより面で捉えるということかもしれませんが、つながりを知りその時代に想いを馳せるようなことはとても楽しいですよね。ぜひ息子氏も歴史のつながりを楽しんでもらいたい。

知識レベルが大したことがないことがばれたせみまろを相手にせず、黙々と年号の暗記に取り組む息子氏。父の威厳回復のため何かないかと思案しちょっかいを出します。

せ:年号語呂合わせ知ってる?

息:なにそれ?

せ:鳴くよ(794)ウグイス平安京みたいな

息:ああ、あれね

せ:年号は語呂合わせで覚えると覚えやすいよ

息:じゃあ、これ(150項目)の語呂合わせ全部教えてよ

せ:・・・

いいでしょう、やってやろうやないかい!ということで150項目年号語呂合わせを作ることに。ここで一工夫、リストやカード、紙の良さも捨てがたいんですが、今回はデジタル化に取り組むことに。活用させていただいたのは「単語帳メーカー」というアプリ。

tangomaker.net

息子氏が使っているタブレットに対応していて、カード式だけど登録はExcelからインポートできるというのが大量150項目の対応に向いていました。表で「聖徳太子推古天皇の摂政になる」と表示され、タップすると裏に「593年 コックさん(593)だよ聖徳太子」とかでる仕組みです。Excelでやっても150項目つくるのは大変でしたが、息子氏楽しんでカードめくってくれているようで良かった良かった。

 

 

 

続ニュートン算

ニュートン算、名前の由来はアイザック・ニュートン大先生が書いた数学書に出てくるということでしたが、そこでは一定の早さで育つ牧草を何頭かの牛が食べるという設定。そのシーン、昨日写真貼りましたがすぐアレ思い出しちゃうんですよね。そう、

・牛のゲップ問題

です。

ニュートン算を息子氏から教えてと言われて(何それリンゴ?)状態だったせみまろですが、ググって牛と牧草ぐらいまではたどり着き、そこから牛のゲップ問題に頭の中が飛躍すると途端にそのうんちくを語りたくなりました。

せ:ねえ地球温暖化問題ってあるじゃん

息:うん

せ:あれの原因のひとつは牛のゲップって知ってる?(知らんかったやろ?お父さん物知り!みたいな反応期待)

息:ふーん、今算数やってるから

せ:がくー

というやり取りからひと月程過ぎた先日、サピックスのオンライン講座「環境問題で学ぶデータサイエンス」を息子氏が受講しました。

https://www.sapientica.com/eco/ecoedu/6stcourse/

講座自体は温暖化問題を素材にデータの読み取り方、グラフの活用を学べるとてもためになるものでした。息子氏もzoomでの受講含め90分があっという間だったようで楽しそうでしたが、その中に出てきたんですよ、そう、

・牛のゲップの話

せ:ほら先生も言ってたじゃん、牛のゲップ

息:なんだっけ?お父さん何か言ってたっけそれよりお腹すいた

せ:がくー

ニュートン算

■父の威厳

昨年末ごろの我が家でのやり取り

息子氏:お父さんニュートン算教えて!

せみまろ:お、おう(ニュートン算?何それ、リンゴ落ちるやつ?)

息:この水槽に水を入れてポンプでくみ出す問題、、

せ:(ああこういうのね※)任せとけ!(あれ?でも方程式で解いちゃダメか、ウムム)

その場は何とか塾が用意してくれている解説も見ながらクリア、もうほとんど残っていない『父の威厳』がさらに目減りするのは阻止できたのか・・

※あのニュートン算の水を入れながら出す問題、昔から何無駄なことやってんの、、と思わずにいられません。

 

■●●算がいっぱい

ニュートン算に限らず、塾の算数の話を聞いていると●●算というのがやたらと出てきます。自分の中ではつるかめ算と植木算ぐらいは習ったかな?程度の記憶、あれー、そんなに授業聞いていなかったかな?(聞いていませんでしたね、はい)、それとも指導要領が変わったのか?ちょっと調べてみることに。

ニュートン算自体は、その名の通りアイザック・ニュートン大先生が1700年代初頭に書かれた数学書に出てくるとのことで、大昔からある算数の文章題なんですね。現状の学習指導要領の範囲にはなく、つるかめ算を代表とする●●算(古典算と呼ぶそう)の一つで中学受験算数特有のもののようです。まあ、中学になって方程式学べばそれで解けてしまいますもんね。(受験生の親御さんはこんなこととっくにご存じかもしれません、スミマセン)

 

■●●算を出題するのは?

では、なぜいろいろな中学が、この古典算といわれる受験のあだ花みたいな問題を入試で出題するんでしょう?私は教育関係者でもないので想像でしかないですが、なんか●●算、クイズみたいでちょっと楽しいですよね。数学的思考を身につけるためではあるんでしょうけど、何より、算数・数学の楽しさ不思議さ美しさみたいなものを感じてほしい、そういう生徒に入学してほしいということではないかなと愚考しております。地方公立小中高大卒(何なら幼も)、塾に通ったこともない自分から見ると本当に中学受験大変そうですが、ぜひ息子氏には各学科の楽しさわくわく感ドキドキ感をちょっとでも感じてほしいなと願っています。

 

■現実

先日あった塾の復習テスト後・・・

せ:テストどうだった?

息:うーん、まあまあ?算数大問7でニュートン算出たよ

せ:おお!勉強した甲斐あったな

息:うん、でも難しくて全然できなかった

せ:がくー

 

中学受験本番まであと1年

2023年2月1日水曜日。

東京で中学受験を目指す息子氏にとって本番まであと1年。

今日から朝6時に起きて勉強するそう、、(がんばれ)

父としてできる限りの応援はする所存、息子氏だけを頑張らせるのではなく自分も何か新しい挑戦を、ということでブログを書いてみることにしました。

受験については、おそらくこれから今まで以上に悲喜こもごもな出来事が起きるでしょうから、勢いネタする機会も多かろうと思うのですが、特に受験に限定せず、日々の出来事や身の回りのことを書いてみるつもりです。挑戦ですのでいろいろ試してみて、その先に何か型が見えてくると良いなと。

朝、電車で某大手進学塾(すみません別のとこ行ってます)の受験生応援広告を見かけました。

多くの方がおっしゃっていますけど、あれグッと来るものがありますね。リンクは動画版。

 

www.youtube.com

本番が1年後に迫ってきて臨場感も高まっているのか、不覚にもホロっとしそうになり、(いやいやウチの息子氏、この前の復習テストできてなくても悔しがらないでケラケラ笑ってるし先生に聞きにいったりしない、コンチクショウ)と思い出して堪え、朝の満員電車で泣く何このオッサン状態は免れました。

今年本番の受験生の皆さんが桜より先に咲かれることを心より祈っています。